Diary 2000年8月3日

友人から、久しぶりのメールが届いた。まったく、男の友達と言うのは忘れた頃にしか、メールを寄越さない。もっとも、毎日書いてもらっても困るのだが(笑)その彼が、久しぶりに寄越したメールには「会社を辞める」と書いてあった。前から、そんなことは言っていたのだが、ついに腹を決めたらしい。10年以上も勤めた会社を辞める。40歳での転職と言う決断を下すまでに、彼がどんな経験をしたのか私には判らない。我慢強く、賢い彼がそう結論付けるには、それ相当の苦悩があり、そして覚悟の上のことだろう。ほんの数行の短いメールの中に、彼の10年間に対する「哀愁」のようなものと、これからの仕事にかける「情熱」みたいなものを感じた。

ほんの短い・・・言葉少ない文章に、チョット感動に似た気持ちを覚えた1通のメールだった。