Diary 2000年8月6日

今日は、夕方から打ち合わせです。少し前まで、昼寝をしていて、今コーヒーを飲みながら書いています。(ん~~~KONAコーヒーって、取っても美味い!)

ところで、新聞に「骨髄バンク」のドナー登録者が、激減していると書いてありました。欧米では、ドナーに対して、国が給与補償や保険と言ったフォローをしていますが、日本にはまだその整備がされていません。つまり、誰かの「命」を助ける為に、自分の骨髄液を提供しようとするドナーは、会社を休み多少の痛みや、ほんの僅かとは言え、「万が一」の危険性を背負って手を上げるのです。これでは、あまりにも「ドナーになりにくい」環境だと思います。私は、数年前にドナーの登録をしました。注射も嫌いな私がです。正直言えば、今でも少しビビッテいます。そんな私が、ドナー登録したのは「骨髄液さえあれば助かる」と言う人の、立場に立ったからなのです。もし、私の愛する人たちが「骨髄液」を求める立場に立ったとしたら、私はどんなに「ドナー」の出現を望むか知れません。草の根を分けても、探し出そうとすることでしょう。
だから、今のうちに私の「骨髄液」で、誰かの命が助かるのなら・・・・・と思ったのです。そうすれば、私が助けて欲しい時・・・きっと誰かが、手を上げてくれると信じたからです。

愛する人・・・愛する子供・・・愛する友、誰かの命を誰かが救ってくれる。それだけで、生まれてきた価値があるかもしれません。国が、私の大切な人の「命」を救ってくれるのを、待っているわけには行かない。だから、「ドナー」になったのです。国の、一日も早い法整備を心から願っています。

みんな・・・「誰かの宝物」なのですから・・・。

追記:地震が多くて、怖いです。これを書いている時も、長く揺れました。一瞬「自分・・・疲れてるのかなァ~めまいがする」と、勘違いしてしまいます(爆)・・・笑っている場合ではない・・・