とある路地を歩いていたら、突然、畑の中に奇妙な建築物を発見しました!
建物は鉄筋コンクリートで造られた柱と梁。
それに屋根の部分、と言っても屋根は無いのですが、ワイヤーみたいな物が3本ほど張られています。見た感じでは、もう何十年もこのまま建っていたと言う感じです。
てっぺんにワイヤーが張られているのが分かりますか?
直径にして2~3cmは有ろうかと思われる太いワイヤーです。
建物の大きさは、だいたい5m角。高さにして7mっぐらいでしょうか。
周りが完全に住宅街なので、凄く異色を放っています。
だから余計にこの正体に惹かれるんですよ~
で、考えてみた・・・・・・この正体に関して。
建物が古そうなことから、これを建てた当時は、まだこの周辺は畑だったと推察。
そうなると倉庫と言うのが一番単純な考え方なんですが、それにしてはガッチリし過ぎ?しかも2階である必要は無い。となると2階が必要なのは何?
それと天辺に張られているワイヤーは何???
同じように古いことから、同時期に張られていた物だと思う。
けっして、倒壊防止などの為に、最近張られたものとは思えない。
んんん・・・・・・・分からん・・・
通り掛った人に「これは何ですか?」と尋ねてみたんですが、誰もその正体を知りませんでした。そこに確かに存在するのに、誰からも忘れ去られた建築物。
きっと建てている当時は、いろんな夢や希望を一身に集めていたのかもしれません
今は昔、詠み人知らずの建築です。