Diary 2001年11月7日

朝、メールを開くと相変わらず、いろいろなメーカーからのCMメールが届いている。まぁ、中には使えそうな物も有るのだが、嫌らしいのは女性の名前で送ってくる奴。しかも本文無しで添付ファイルだけの奴とか、メチャメチャ重たい画像を沢山使っている奴なんかは最悪!絶対に受け取る側に顰蹙を買っていると言う事に気が付かないのかなぁ・・・。これって完全に逆効果なのに?

そうかと思えば、「新製品だから、うちのサイトに来て見て下さい。出来れば感想も送って下さい」なんて奴もあって、一度だけチャンと感想を書いて送ったけど、その後は無しのつぶて。舐めてんのか?

携帯も含めてメール全盛の世の中だけど、メールで許される事、許されない事もある筈。プライベートな用事も含めて、最近聞いた「メールに纏わるトラブル」も多い。使い方に気を付けたい物だと思う、今日この頃です・・・。


狼たちの対話

男は相変わらず無口に飲っていた。俺たちはクールなチームを組めていた。どんな修羅場を潜り抜けても、お互いに顔色一つ変えず、冷静に目的を遂行し続けていた。

男が突然、席を立った。男の行方を目で追うと真っ直ぐにトイレへ・・・。男はトイレの扉を開ける時、右手を懐に入れ、中の様子を伺う事を忘れなかった。 フッ・・・嫌な習慣だぜ。

暫くしてトイレから戻った男は何も言わず、そのまま店を出て行ってしまった。・・・・・何か有ったか?
俺は男の後を追い、店を出た。店の前で煙草を咥える男は、明らかに何かにイラついている様子だった。

「どうした?何か有ったか?」
「あんな店は2度と御免だぜ!」

いつも冷静な男が、珍しく吐き捨てるように呟いた。
「わけを話せ」
事と次第によっては、今からまた修羅になるかもしれない。俺に緊張が走った。
男は怒鳴るように話し始めた。

「あの店のトイレット・ペーパーには香りが付いていやがった!おまけにたれパンダの絵が書いて有るし、しかも芯有りロールだ!金輪際、あんな店は御免だぜ!」

・・・・・・・知らなかった・・・男が環境に気を使っていることを・・・・