Diary 2001年12月25日

今日がクリスマス!でも最近は、なぜかイヴの方が持て囃されます。

日本の場合、クリスマスって恋人同士などのカップルの為のイベント言うイメージがありますが、本場アメリカでは断じて「ファミリーの為のイベント」です。この時ばかりは、みんな家に揃って家族で過ごします。

なんでも外国の物を真似したがる日本人では有りますが、その「根っこ」にある、本当に大切な気持ちの部分だけは真似する、いや!見ること、感じ取る事が出来ずにいるような気がします。それでは、ただの猿真似なのかもしれません。なんでも自分に都合よく解釈するのではなく、その理念や理想も感じられるようになりたいですねぇ。

#昨夜は寝返りを打つたびに、目を覚ました私。理由は・・・・・言わずもがな(;;)


クリスマスの夜に書くのも憚られますが・・・・・やっぱり書く(^^;)

海上保安庁が不審船から銃撃を受け、正当防衛で反撃し沈没させた件ですが、あれって本当は凄い出来事だと思ってます。だって自衛隊が実弾を撃ち有っているのを見たのは初めてだったから。

たまたま読んだばかりの本が古処誠ニ氏の「未完成」と言う作品なのですが、この舞台となっているのが自衛隊なんです。この本に拠れば自衛隊とは、ほとんど丸腰で国を警備し、いざ敵に発砲されても余程の事が無い限りは実弾は撃たないのが原則らしいんです。つまり銃は持つけど、弾は込めない・・・みたいな感じなんでしょうかねぇ?

その自衛隊が実弾を発射しなければいけないほどの、緊張した状況。また不審船は“ロケット・ランチャー”まで発射したと言うじゃないですか!これって完全に戦闘ですよね?つまり日本には、そう言う不審な輩が四六時中進入の隙を伺っていると言う事だし、その警備をする自衛隊は、「武力行使をしない建前」の丸腰に近い状態。これで良いのかなぁ・・・?

武力を強化しなさいとは言わないですが、平和を守る為にも、今、日本に何が起ころうとしているのかぐらいは、知っておくべきかもしれないですねぇ~。批難、批判、議論はそれからですよね~。

せめて今夜ぐらいは静かな夜を・・・・・。Merry X’mas