Diary 2002年2月1日

韓国映画の「JSA」と言う作品を観ました。南北朝鮮の対立の悲惨さと哀しさを描いた戦争映画です。戦争を描いた映画ですからハッピーな訳は無いのですが、こんなに静かで切ない・・・そして哀しい戦争映画は珍しかったです。

緊張関係が続くものの本当の戦争には突入したくない北と南。だが民族間の対立、経済格差、そんな事柄で睨み合いが続く両国。ある川を挟んだ国境に、境界線を守るそれぞれの国の歩哨が2人ずつ居ました。平穏な日々が続く中、ある晩突然に北の歩哨所の中で銃撃戦が起こってしまいます。北の兵士が2人が死に、1人が重傷を負います。襲ったのは南の歩哨兵の1人。両国は一気に緊張を高めますが、出来れば戦争は避けたい。そこで中立の捜査当局に事件の究明を求めるのだが・・・と言った内容なんです。

本当はその晩、そこで何が有ったのか?事件はなぜ起こってしまったのかと言う、謎を解きながら進んで行くのですが、韓国の映画って、本当に私のツボにピタッ!っと嵌ってしまうんです。この映画の静かな哀しさ・・・男の友情と苦悩・・・なんかとっても辛かったです。

こんな結末しかなかったのかと思わせるラストシーンは、ある種、凄惨な男の美学、そして同朋を、いや同じ人間を庇い合う優しさの哀れを感じます。韓国映画・・・今年も嵌りそうです。

証拠さえなければ何をしても頬っ被りをして白を切る、どこぞの国会議員は、この映画でも観て「男儀」と言うものを学んで欲しいです。
ジオングなり~ 打ち合わせも終わり、スッカリ夜。チョコレートを食べながら、飢えと寒さを凌いでます(←雪山の遭難者か?)
時々、思うのですけど・・・・・ホントにいろんな方に助けて貰いながら、仕事をしているんだなぁ~と感じます。全ての皆様に感謝です。

と、まぁ真面目な話はこのぐらいにして、先日初めて「漂流教室」のドラマを観たのですが、なかなか面白いじゃないですか~。正直言えば梅図作品の、あの纏わり付くような恐怖感や暗さは感じられなかったものの、今後の展開にチョッとだけ興味が沸きますねぇ~。でも・・・まさか帰れたりしないでしょうねぇ~(^^;)←これってネタバレかな?
今夜はトリック2が有ります。それまでには終わらせたいなぁ~。

そうそう!来週月曜日には、「あれってどうなったの?」と思っている「例のアレ」をUP致します。(やっと ^^;)でも、あっちのアレでは有りません。あっちのアレは今書いている最中ですので(爆)