何気ない日常の、何気ないニュースにも建築的に驚いてしまうような事は沢山あります。例えば「東京駅の余った容積率を、近隣のビルに売却してしまう空中権の転売」の話などもそうですが、もっと身近な日常では高層マンションの手摺を乗り越え、転落する幼児の話なども、その一つです。
3歳の幼児がマンションの手摺を乗り越え、6階から転落し死亡するという事故が有ったそうです。建築基準法では「手摺の高さを110cm以上。手摺子の間隔を11cm以下」にするよう規定が設けられています。110cmの高さを、3歳児が乗り越える事は不可能だと思いますが、現実はさに有らず。なぜか乗り越えてしまう。そして手摺子の間をすり抜けてしまう・・・・・。
マンションに限らず、住宅のベランダでも理屈は同じ。こんな事故を避ける為には、設計者・施工者、そして利用する住人が共に「危険予知及び回避」を考えなければならないのでしょうねぇ。(この話は改めてエッセイででも書きます)
最近、政治の世界では「碌な法案が無い!」(お叱り承知で言わせて頂きます)と思っていたのですが、いや~民主党はエライ!!! それは何かと言うと、歩きながら喫煙をする不届き者を市中引き回しの刑・・・じゃなくて、30日未満の拘留か1万円以下の罰金に処すと言う軽犯罪法改正案を提出するらしい事。素晴らしい!ブラボー!
これ、常々思っていました。私も煙草を吸う身では有りますが、人込みや歩きながらの喫煙は一切致しません!何故って危ないでしょ~?小さなお子さんでも居れば、調度顔の位置に煙草の火が来る事になります。万が一、目にでも入ったら・・・、顔にでも触れたら大変な事になります。それに、そんな事をする輩は必ずポイ捨てするでしょう? 良い事なんか何も無い!
モラルと言う言葉で言ってダメなら、法で規制してください! 何でしたら30日未満とか、1万円以下とかヌルイ事を言わないで、ドーンと懲役10年とか、罰金1000万円位にして欲しいです!(重ねて言いますが、私喫煙者です)
近頃、国際線の飛行機に乗ったら、6~7時間は禁煙でしょ? それが歩いている間ぐらい、ましてや人込みの中なら我慢するのは当たり前! いや~民主党、次の選挙は入れちゃおうかなぁ~(爆)
補足:私、これから打ち合わせ中の喫煙は、極力我慢する事を誓います(←止めれば? ^^;)