Diary 2002年7月17日

3~4日前から玄関の壁に、一匹の蛙が貼り付いています。昼間は居なくなるのですが、朝になると必ず戻って来ています。
何となく愛着が湧いてきたので、霧吹きで水をかけてやったりして遊んでいます。でもよく考えると、毎日見ている蛙が同じだと言う保証は何処にも有りません。ですから目印に、背中にマジックで×印を書いてあげました。これで明日からも、チャンと解ります。メデタシメデタシ・・・・・・(一部フィクションです ^^;) 今日は一日外出です。
7歳になる我が子を両親が虐待し、殺してしまうと言う事件が有ったそうです。これ自体問題ではあるのですが、その虐待にスタンガンや催涙スプレーを使っていたと言う事実。 有罪の判決に対して弁護士さんは、「可愛がっていた母親が、何故虐待するに到ったか?その背景に触れていない」と、コメントしていました。正直、「なるほど、そう言う部分に目を向けることも大切かも?」と、思うと同時に「それにしてもスタンガンや催涙スプレーを何故所持していたのか?また、どうしてそんな道具を使ってまで虐待し続けたのか?」・・・・・そちらの方に、目が向いてしまいます。

経済が不安定になり、悩みや問題が多い社会になると、どうしてもストレスが溜まるのが常。そして、そんなストレスの捌け口は、いつも弱者だという理屈だとしたら、あまりにも理不尽。

不安定な経済情勢と弱者虐待は、一件何の因果関係も無いようにも見えますが、果たしてその真相はいかなるものか?
誰も論理的に説明できる人は、居ないのではないかと思います。

住宅の設計は「家族」を見る仕事です。 こう言う事件・・・・・・なんか考えてしまいます・・・。