Diary 2005年1月27日

急いでいる時に限ってコピーが壊れる。その2日前に定期点検して貰ったばかりなのに。
近くのコンビニ・コピーで急場は凌いだから良いけど、ボチボチ限界なのかな~・・・。

ネットオークションで散弾銃が出品され、それを高校生が25万円で落札。後に高校生は転売しようと、またオークションに出品しする。・・・・・・・・・・・・と言う事件が有ったそうな。この事件の場合、何処に驚くの?

・オークションに散弾銃が出品されたとこ?
・落札したのが高校生だったところ?

私が一番驚いたのは、高校生が25万円持っていると言う所だったんですけど~、そこじゃない?
今日日の高校生は自分で自由にできる25万円を持っているのね・・・・・・・スゲェ~
私が高校生の時には、学校の帰りに買い食いするおやつ代にも困っていたって言うのに(←単に貧乏だっただけ?)
世の中、訳分かんないね。


★「えくりゅ」を閉めると聞いた。
「えくりゅ」と言うのは熱海にあるカウンターバーで、15年前に私がデザインした店。カウンターだけの店で、今はワインを沢山置いている。不況と言われる観光地熱海で、変わらず人気の高い大人の隠れ家的な店だ。
その店を3月いっぱいで閉めると聞かされた。

理由は手が回らないから・・・・・・だと。
この店のオーナーは、去年「月天」と言う店も造ったオーナー。
穀物をメインにした料理と日本酒を振る舞い、こちらも開店から今まで順調に売上を伸ばしている。

←月天

昼は、その月天の料理一切を仕切っているのだが、夜は別の板前さんに任せて、自分は、もう一軒の「えくりゅ」を切り盛りすると言う、なんとも良く働く女性なのだが、夜の部を仕切る板前さんが急に辞めてしまい、2軒の店を切り盛りする事が出来なくなってしまったからだと言う。

思わず絶句した。

私にとって「えくりゅ」は我が子同然の店。自分のお腹を痛めた可愛い我が子である。その店を閉めると言われて平気なわけが無い。しかも暇で締めるのではない。「お店は2軒で自分は一人」だから閉めると言う。思わず「俺が えくりゅ やる!」と言ったぐらいだ。

このオーナーと言うのが私と同じ年の女性で、なんか戦友的な御友達である。
私の仕事が暇で暇で、物凄く凹んでいる時に、このオーナーを見て「私も負けずに頑張らねば!」と元気を貰ったし、その象徴が「えくりゅ」と言う店だった。だから、ある意味「天工舎と同じ時代を歩いてきた店」なわけだ。それに自分が造った建物が無くなるのも初めてだし、まして、そんな思い入れが強い場所なので、なんかショック。

お店の女の子に「ママ、引き止めて下さいよ~」と言われたけど、私にはそんな事は出来ないし、そんな権利も無い。
せめて「発展的な閉店」であると信じたいし、彼女の生き様を応援するだけ。

「えくりゅ」と言うお店が無くなったとしても、私にとって「えくりゅ」は、とっても大切なお店であり、思い出だと言う事に変わりは無いから。なんか・・・・・酒が飲みたい夜だね。

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