Diary 2005年9月6日

ホームで電車待ちをしていた男性が、突然後ろに居た女性に背中を押され、ホームに転落し、入ってきた電車に轢かれ即死すると言う事件が有ったそうな。恐ろしい・・・・・・

普段、他人に背中を見せる事なんて日常茶飯事で、逆に背中を見せないで過ごす事の方が難しい。
そんな生き方が出来るのは ゴルゴ13 だけで、普通の人には絶対無理な話。

その背中を、ふいに押されたら、そりゃあ一溜まりも無い!
列に並ぶ事さえ出来なくなるから、朝の朝礼だって怖くて並べないし、映画館の真っ暗闇の中で、のんびり映画を楽しむなんて事も出来なくなる。なんたって、「前へならえ!」は危険だし、「小さく前へならえ!」なんて言われた日には命懸けでしょ?

いや、話が脱線したが、それほど日常の中では他人を信用すると言うことを前提に生きている。
車だって対向車が反対車線を走ってくれると信用しているから、自分も安心して走れる訳で、そうじゃなかったら街で暮らすなんて事自体が不可能になる。

なんか、あらためて人が病んでいると言うか、都市が病んでいるのか、地球全体が病んでいるのか分からないけど怖い事件だ。