Diary 2005年12月6日


「昭和のいるこいるって面白いよね~。そう言えば牧伸の大正テレビ寄席にも出てなかった?そうそう!あの人たちって、てんやわんやの弟子なんだよね~」って、プチのいるこいる情報を炸裂していたら・・・・・・・・・・自爆した。(どん引き)

年代に関係する会話は、言葉を慎重に選ばないと、ときとぎ相手の地雷を踏む事がある。
勿論、手榴弾が投げる前に破裂する事も(笑)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バ~ゲンだよ~~~♪


★さてさて、次々と出てくるインチキ構造計算書疑惑。一体何時まで続くやら・・・・・それにどれだけの被害になるやら。
この時期に、こう言う発言すると叩かれそうだけど、本当にあれら全ての被害を税金で補助するのかな~?たぶん凄い額になると思うんだけど。やっぱり来年からタバコは値上げかなぁ・・・なんて思うんだけど、そんな事を思ってるのは私だけかな?

根本的にシステムを再構築するべき時期に来ているのかもねぇ・・・。
でも、どこをどう改善すべきですか?その答えを明確に言える人は居ない筈。
そもそも建築における確認申請とは認可行為で、許可行為ではない。つまりお役所なり民間の検査センターなりに「お墨付き」を貰っている訳ではない。そこがまず大前提。

国家資格を取った建築士が、その責任において設計したものを「認可」するだけ。つまり、ここに「設計者性善説」のロジックが隠されている。だからと言って、その全てを許可制にすれば問題が解決するものでもない。じゃあ建築士の資格試験に、その人間が建築士に相応しいかを問う面接でも入れるのか?そんなもの、何の役にも立たない。でしょ?

じゃあどうすんの???第三者の検査機関をチェックする第四者めの検査機関を設けるか?それらが結託したり、ミスったらどうする?それらを検査する第五者目の検査機関を設けるのか?きりが無い。

マンションやホテルと言う大きな建物だから殊更話題になっているが、今までだってインチキ住宅や欠陥住宅問題は枚挙に暇が無かったのではないのか?そこでの反省は何処に活かされたのか?二度とそんな事が起きないようにと、啓蒙活動はされたのか?NO!それら全てがNOだ。


もう良い加減にしようよ。
「建築は総合芸術だ!」と声高に叫ぶ建築家が居る事も事実なら、「設計は生業だから、そこにドロドロした魔物が蠢いている」のもまた事実。それらをキチンと知った上で、何を成すべきか、そこが大切。
でも何を成したら良いかは私には分からないけどね。


私はただ、自分に託された建築を一つずつ造るだけ。
でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当はそれだけじゃあダメなのかなぁ~と迷う、今日この頃。