Diary 2006年4月20日

鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ/綾辻行人著 読了

猟奇的な殺人の被害者になった天才小説家で、不可思議な能力を持っていた姉。
6年後、その姉と瓜二つの容姿と才能の持ち主に変貌を遂げていた妹。人里離れた洋館で、学生時代の数人が、恩師を囲んでタイムカプセルを開けた夜、妹もまた姉と同じように殺されてしまう。6年前の事件との繋がりは?そして第2の事件が!

綾辻さんの本は久しぶりですが、どーも弱かった。少なくても私の琴線には触れなかった。
死体の一部を損壊する理由に拘っていた点は興味深かったが、その理由付けが弱いのでは?
この作品は、それが全ての根っこなので、チョッと残念。
ただ綾辻さんの筆圧の強さで、最後まで読ませていたような感じ。(辛口ゴメン)

そのまま加納朋子著「ささら さや」に突入。


で、辛口ついでに、もう一つ。映画「ステルス」を鑑賞。
なんか典型的なアメリカ映画って気がして、「あれじゃあ北朝鮮だって怒るぜ!」って気がした。ある意味、北朝鮮が可哀想(笑) 映画「インデペンデンス・デイ」と、TVドラマの「ナイト・ライダー」を足して二で割ったような感じで、見終わった後に溜息ついた。

本日、朝から辛口でスイマセン。
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