Diary 2006年11月28日

雪密室/法月綸太郎著 読了
信州にある「月蝕荘」と名付けられた山荘に招かれた法月警視。招待されたのは、法月警視の他に数人の男女。繋がりの無い彼らの、唯一の共通点は、山荘のオーナー婦人・篠塚真棹(しのづかまさお)に、何らかの弱みを握られ、脅迫されていることだった。招待の真意に怯える一同だが、次の朝、真棹が自室の離れで、首を吊って死んでいるのが発見される。
離れの鍵は閉まっており、夜半から降り出した雪の上には足跡も無い。言わば二重の密室。
真棹は自殺なのか、それとも殺人か?密室の謎に綸太郎が挑む!?


法月氏のデビュー2作目の作品。
密室物としては面白かったのですが、トリックを解く為に、他の作品のトリックを引き合いに出し、ネタバレさせたことに関しては、ちょっとどうかなぁ~?って感じ。

それと、今から15~6年前の作品なので、良い意味で、法月氏の”若さ”と”思い入れ”が見えて、なんだか初々しい(笑)法月さん、ゴメンナサイ。でも好きです


犯行現場の作り方:十角館の模型
犯行現場の作り方:8の字屋敷の模型 
さて、いよいよ、私の本の出荷が始まります。
今日出荷され、早ければ明日から店頭に置かれるお店も、あるそうです。
(たぶん都心の一部だけでしょうけどね)

で、こんな模型も一緒に、飾っていただける書店もあります。
←これは本の表紙にもなった『十角館/十角館の殺人』の模型。
この模型は、リブロの渋谷店に展示されます。

←こっちは、『8の字屋敷/8の殺人』の模型です。
これは本の中には使われていないので、有る意味レアな模型です(笑)
三省堂の神田本店に展示されます。


また来週には、名古屋にある三省堂名古屋高島屋店に、『十字屋敷/十字屋敷のピエロ』の模型か、『三ツ星館/笑わない数学者』の模型が展示される予定です。

私は行けないので(旅費も出ないし・・・/笑)、展示されている所を見かけた方は、様子をお知らせいただけますか。


きっと、喜びますので(笑) あっ!誰にも見向きもされていなかった・・・・・・・・・・・・・・・なんて可能性もあるのか・・・・・。
それでも、やっぱり喜びますけどね。

ここだけの話ですが、『8の字屋敷』の中庭には、チャンと犬の「ハチ」が居ます。
たぶん小さいので、知らないと見落とすと思いますが、変な所に、こだわってみました(笑)

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