正月に読んだ本 3冊

動機
動機
横山 秀夫
■動機/横山秀夫 著
横山氏の本領は、短編なのに「具がギュッ」っと詰まっているように感じさせる、その筆圧の高さ。「長編も良いけど、短編もね!」と、言うところか・・・違うか?(笑)
へそまがり昔ばなし
へそまがり昔ばなし
クェンティン ブレイク,ロアルド ダール
■へそまがり昔ばなし/ロアルド・ダール 著
有名な童話を、ダール特有のウィットを利かせて、書名の通り「へそまがり」な展開にしている。でも、チャンと読むと、その意味は深いかも。子供が好む理由が良く分かる。
すばらしき父さん狐
すばらしき父さん狐
クェンティン ブレイク,ロアルド ダール
■すばらしき父さん狐/ロアルド・ダール 著
人間が悪か、狐が悪か?でもそんな事よりも、仔狐たちが、ちゃんと言うことを聞く良い仔に見えた。当たり前にしか書かれていないのに、そこが印象に残ったのはなぜだろう。ひょっとしてダールの書きたかったことは、そこなのか?