昨夜のTVドラマ「悪魔が来たりて笛を吹く」を観た。どうやら稲垣金田一が、定着しつつある模様。稲垣金田一は、確かに悪くは無い。悪くは無いが、どーも綺麗過ぎるような気がしなくも無い。
個人的には、金田一って、もっと物事を斜に見てると言おうか、人生に冷めていると言おうか、マイナスのオーラを少しだけ持っていると言おうか・・・。とにかく『とっても健全な青年だけではない感じ』を持っているような気がする。だから稲垣金田一を観ていると、ちょっと綺麗な感じに、違和感を覚えるってとこ。もうちょっと崩れた感じや、人生の裏っ側を眺めて、ぐるっと一周して来た感じがあったら、もっと良いかも・・・などと語ってみる。(←何様?)
でもドラマは総じて面白かった。特に成宮君はグー。逆に伊武さんは、キャラが立ちすぎで、そっちばっかり見てしまった(笑)でも横溝作品は、やっぱり良いなぁ~。