日常と非日常の境目

朝、学校へ行く子供を見送る親は、必ず「行ってらっしゃい、車に気をつけるんだよ」と、声を掛ける。でも、その数秒後に本当に事故に会うかもしれないと、想像している親など居る筈も無い。
年間の自殺者が3万5千人近く居ることに反し、交通事故の死亡者は7千人と少なく、減少傾向にある。でも、いくら少ないと言っても、我が身や家族が事故に会われた方にしてみれば、絶対数の問題ではない。
日常と非日常の境目は、ほんの何秒かの問題なのかもしれない。1秒早く出かけていれば、あるいは1秒遅く出かけていればと、後悔にはきりが無い。
切ないね・・・。