人の気配が消えた建物

なんだか怖くもあり 哀しくも有る
画一的な間取りの罪 それを生み出す人の罪
人の住まなくなった建物 それはいつも哀しい
人が建物を欲するように 建物もまた住み手を欲する
建物はただの塊だけど 人がそこに命を吹き込むことも出来る
だから家を愛さない人は 家にも愛されない
その人に罪は無いが その人に あい も無い 
ただそれだけのこと