第60回推協賞受賞作は・・・

昨夜は知人や関係者の方から、労いの「お疲れ様メール」や、連絡をいただきました。
気に掛けて下さり、ありがたいことです。でも私、凹んでませんから、大丈夫です。
だって、なんの不満もありませんから。
私みたいな者に本を書かせていただき、その本が推協賞の最終選考にまで残していただけたのですから、それ以上望んでどうする?って感じです。充分楽しめましたし、とっても新鮮な気分です。それに、ようやく一区切り付いたって気もしています。
設計の仕事の場合、建物を引き渡した後に、モーレツに「設計したい衝動」が起こります。
所謂、創作意欲って奴です。反省点や改良点が頭の中に沢山あって、それらを盛り込みながら、「次はもっと良い物を造りたい」と思うわけです。
昨夜はビールを飲みながら、「また書きたい!」と言う創作意欲みたいなものを、ヒシヒシと感じた夜でした。
ちなみに既にいろんなサイトで、受賞作が発表されていますので、ここでも書いちゃいます。
■長編部門       桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』(東京創元社)
■短編部門 該当作なし
■評論その他の部門 小鷹信光『私のハードボイルド』(早川書房)
              巽昌章 『論理の蜘蛛の巣の中で』(講談社)
と言う結果です。
短編に受賞作なしと言うのが、一番の驚きです。
また、今回のような機会があるとも思えませんが、これからも本を読むことと、それから書く機会があれば書くことも楽しみながら、本の傍に居たいと思います。
ありがとうございました。