コーヒー買ってきた・・・・・生き返った。(←オーバー)
小田原市でも、いよいよ住宅の中間検査が義務化される。(小規模な木造も、と言う意味)
今まで検査と言えば、建物が完成した際の完了検査だけだった。唯一、中間検査が義務付けられていたのは、今は無き(今もあるって)住宅金融公庫で融資を受けると、中間検査を受ける事が義務付けされていた。でもこれは基準法的に必要だった訳ではなく、融資する側の「建物の質の確保」と言う意味で必要だったわけなので、今回の義務化とはチョッと意味が違う。
具体的に言うと、8月1日以降に確認申請が行われる建物で、50㎡以上の木造住宅を含む全ての住宅が適用となるそうな。と言う事は上棟後に、中間検査の申請手続きを経て、検査することなる。当然、施主は申請手数料を負担する事になる。
個人的に、この事に関しては文句は無い。全ての建物が検査される事により、質の低下を防ぐ事にもなるからね。
いろいろと変革の時期で大変だねぇ・・・。
で、これら法的な改正が落ち着いた後に来る、もう一つ波が来る筈。
それは「建築士の報酬の見直し」と言う問題。既に各建築関連の団体が検討し始めているが、今はまだ実態が見えてこないので確定出来ずに要るらしい。
法改正により、作業内容が増えたり責任の所在を明確に区分分けをする事は、手間だけど、それが必要だと言うのなら厭わない。でも、作業ばかりが増えて、報酬が伴わないのでは、中小事務所は死活問題になりかねない。
変革の波は、まだ始まったばかりです。