昨日は遅い「夏休み」と言うか「お盆休み」で、美術館へ現実逃避しに行ってきた。
何処に行こうか迷ったけれど、東京に行っても暑いだけだし、伊豆に行って道が混んでいると嫌だしなぁ~・・・・・、と言う事で結局地元の箱根へ(笑)
行ってきたのは箱根の仙石原にある「ポーラ美術館」。
観たかったのは「カミーユ・ピサロ」の作品。
ピサロは点描技法を使う印象派の画家で、淡い色使いを好み、風景画を好んだ。
そう言う絵は、観ていて柔らかい印象を受けるから、私みたいにボーっと観るには楽。(←美術鑑賞に向いてないタイプ)
また同じ点描技法で描く「スーラ」の作品も展示されており、比べて見れるのは面白い。
そしてピサロを師と仰ぐ「セザンヌ」も多数展示されている。
今回は、観に行く前に「カミーユ・ピサロ」に絞り、その経歴や生い立ち、作風や影響を受けた人物と言った人間関係に関して、予習をして行ったわけ。
すると、これがまた何とも言えずに面白かったのです。
そう言われてみれば、この画家のタッチと、こっちの画家のタッチが似ているとか、同じ年に書かれた別々の作家の絵なのに、テーマが一緒だとかが分かって、いつもと違う楽しみ方が出来た。
ひょっとしたら大抵の方は、そう言う下地が有って観に行っているのかもしれないが、いつも、ただ「ボォーと、ここは涼しいなぁ~」なんて感じで行っている私にとっては、新鮮だったのです、はい。
ちなみに「カミーユ・ピサロ」に注目した理由は、その名前が覚えやすかったから。
カミーユはカミーユ・ビダンのカミーユ(Zガンダムの主人公の名前)
ピサロはデスピサロのピサロ(ドラゴンクエストのラスボスの名前)
ん~、軽薄だ~(笑)
箱根の山は涼しかったのです。