仕事の資料を探すため&趣味の本を借りるために、朝から近くの市立図書館へ行ってきた。
出入り口の脇の普段は何も無い場所に、2冊の本が展示されていることに気付いた。開かれた本の上には、カードに書かれた説明がある。「ここからここまでページの切り取られた本」と「全てのページに赤線の書き込みが入れられた本」。
どうやら市の広報誌に書かれていた、「図書館の本への迷惑行為」を展示したものらしい。
ページが30ページ以上切り取られていたのは『中央公論』。
本の最初から最後までの全てのページに、赤鉛筆でビッシリと線や書き込みがされていたのは『日本洋画22人の闘い』と言う本。そのあまりにも無残な光景に、一瞬目眩がしそうになった。こんな事をする奴らは、本など読む資格が無い。あまりにも酷すぎる。
私は書店で本を買う時に、カバーを付けて貰わない。なぜなら読む時には、本の表紙を外して読むからだ。表紙が付いていると読みにくいと言う事もあるが、それよりも折り曲げて汚してしまうのが嫌なのだ。だからどうしても本にカバーを付けたい時は、表紙を外した状態で愛用のブックカバーを付けて持ち歩く。勿論、ドッグイヤーなど有り得ないし、帯だって巻いたままで置いておきたい。
そんな私から見たら、これは既に本の死体と呼べる。あたかも切り裂きジャックに殺られた淑女と、イカれたペイント・マーダー野郎に弄ばれた紳士の死体のように見えるのだ。
こんな犯行を見逃して良いのか?
小田原のアンリ・バンコランと呼ばれたこの私が、犯人を突き止めてくれるぞーー!
(いや、そんな呼ばれ方をしたことは一度も無いか・・・・・)
兎に角、オジサンは怒ってるんだー!ガオー!
ちなみに私が借りた本は何でしょう?
相当の悪だ・・・そうとうのあくだ・・・・・そうとうのあくま・・・・・・お後が宜しいようで~m(_ _)m
コメント
…そんな事された本を、展示しなきゃならない図書館の司書さん達の気持ちを考えると、こちらも悲しくなりますね
切り取られたのは、誰が書いたページなんでしょう?作家も嫌だろうな…
とまれ中央公論と言う事は子供ではなく大人の仕業でしょう…
バンコラン探偵長、頑張って悪をやっつけて下さいね!
『双頭』読むには、ほど好い雨。昨夜なら雷も有りましたね
ところで…本、持って無かったんですね??
「だ~れが殺した クックロビン♪」と歌ったのはパタリロ殿下。
バンコランと聞いて「バンコランが好き!」を、先に思い出してしまう私は、本当にカー好きなのか悩みます・・・。
まっそんなことは置いといて、図書館の本の無残さは、冗談抜きで本の死体のようでした。
展示されていた本は大人が読む本。
破られたページは、一ページずつ手で破られていたと思われることから
中年以上の右利きの女性でしょう。
また書き込みされた本は、その内容と赤鉛筆を使っていた事から、やはり中年以上の男性と言う印象を受けました。
もっとも、そんな推理をしなくても、貸し出し記録を見れば一発なのですけどね。
『双頭』は相当昔に読んだので、持っていませんでした(笑)
『月光』と『双頭』は、ハードカバーで読みました。
探偵長の住まいは『常春の国小田原(マリネラ)』ですかっ!(笑)
あ…探偵長はバンコランでしたね。失礼しました。
魔夜峰夫先生(字、間違ってないか心配)の漫画にも、ミステリーや謎の題材が含まれたのが多いですよね。
本ですが、貸し出し記録は守秘義務だとか何だかで見れないかと思います。残念ですが正攻法では犯人は見つからないかと。
☆ゲーム『相当怖い、デスラー総統のヤマト掃討作戦!』カーマニアのカーニバルでカードで購入☆
…こんなので如何でしょう?(若い人には解らないかな…)
失礼しました。ついムキになりましたm(__)m
本の貸し出しカードを第三者が見なくても、本を管理する図書館の司書の方は、直前の利用者を把握できる筈です。と言う事は、犯人は分かるのではないでしょうか?
また、本を貸し出す際、あるいは返却の際には、簡単にでも本の様子を確認してはどうでしょう。
レンタルビデオ屋さんだって、貸し出す時と返却の際には、傷や歌詞カードの有無をチェックします。
それだけでも、本の損傷はグッと減る筈だと思うのですが、それほど大変なことなのでしょうかねぇ・・・。