恥を知りなさい

安倍さんが、突然に辞めちゃいましたね。
数日前の所信表明は、一体なんだったのだろう？と、首を傾げてしまいます。
辞任会見の中で「けじめをつける」と言っていたけれど、このタイミングで辞める事が、一番けじめの付かない辞め方だと思う。ラジオでは「職場放棄!」とか「いじけた」と言っていたけど、言われても仕方ないよなぁ～。初心表明したばっかりだしなぁ～。
でも考えてみれば、そんないい加減な辞め方が出来るって、総理って職は、お気楽な仕事なんだなぁ～。だって普通の人は、そんないい加減な辞め方出来ないよ。
例えばサラリーマンのおじさんだって、明日提出の見積もり仕事を抱えているのに、「今日で辞めます～」って辞表を提出したって、けっして辞められないよ。
コンビニでバイトしているオニイちゃんだって、１人シフトを放棄して「店長、だりぃから辞めるわ」なんて言っても許されない。
蕎麦屋の職人が麺を打っている途中で、「私が居ると客が入ってこないかもしれないから」なんて理由で、辞められると思う？答えは全てNO。
でも総理大臣は、今日から代表質問を受けなければならないアポが入っていても、「ボクちゃん出るの嫌だもんね～。」と言えば通用する。なんと軽い職域、なんとお粗末な職能なのかと、見ていて情けない。
「美しい国日本」と言う命題を掲げ、子供の教育に関してあれこれ語っていたが、子供への教育の基本とは、大人が規範と成る生き様を見せる事に他ならない。だけど残念ながら安倍さんの背中を見せても、一人として次の世代を担い、美しい国日本を作ってくれる子供は育たないと思う。職責もまっとう出来ない方に、言う言葉はただ一つ！
ちなみに辞書を引くと、
けじめ：道徳や規範によって行動・態度に示す区別。節度ある態度。と、書かれています。