子供の頃からそうでした

桜庭さんの『赤朽葉家の伝説』の表紙を外した。表紙を外すのは、本を読むときの私の儀式。表紙を汚したくないのだ。
コーヒーを淹れ、「さっ、読もう」と、本に手を伸ばす瞬間に気が変わった。
あっ、やっぱり『雲上都市の怪事件』を、先に読むことにしよう!と・・・。
好きな物は、後からゆっくり食べる一人っ子の特徴・・・・・違うか?(笑)

コメント

  1. みけねこ より:

    いいですねえ、一人っ子。
    でも私も、好きなものは後にまわす方かもしれません。
    それと、好きな先生の本や、読んでるうちに引き込まれてしまった本なんて、読み終わるのがもったいなくて、一旦閉じて、わざわざ未読本を先に読んだりしてしまいます。結局は気になって、遠からず最後まで読んでしまうんですけれど…。
    (…で、中途半端に投げ出されたのが山積みに…)
    桜庭さんの「赤朽葉家の伝説」は、物語として傑作です!書店でさわりだけ立ち読みしたたら、止まらなくなって買っちゃったくらい。で、一気読みしました。
    探偵長様は、これから桜庭ワールドに嵌まれるんですね。羨ましいです。

  2. 探偵長 より:

    一人っ子、良いですか~?兄弟の居る友達に憧れたものですよ。お互いに無いものねだりでしょうか?(笑)
    桜庭さんの『赤朽葉家』は傑作ですか!?
    むむむ、さすが推協賞受賞作。ますます、読むのが楽しみになってきました。
    ただし私の場合、読もうと思った動機が不純なので、少しだけ心が痛みます(笑)

  3. みけねこ より:

    「赤朽葉家~」は推協賞受賞のあと、確か直木賞候補にもなりましたよね。
    あの儚げーな見た目の桜庭さんのどこに、こんな重厚な物語を紡ぐ力があるのか、不思議でしょうがありません、が、ラノベ出身っていうのも意外な気がします。
    とにかく、面白いです!動機は不純でも(笑)、そんなの吹っ飛びますよ。

  4. 探偵長 より:

    実際の桜庭さんも、小柄で、ふわふわっとした方でした。作品はまだ読んでいないので何とも言えませんが、他の書評サイトで「力強い」とか「逞しい」と言う感想を見て、御本人から受ける印象と違う事に、興味を引かれます。
    そんな桜庭さんですが、空手が黒帯だと聞いております(笑)