『迷路荘の惨劇』読了 - 60

迷路荘の惨劇
横溝 正史

JUGEMテーマ:読書

富士山の麓、富士駅から程近い場所に、明治時代の伯爵が建てた「名浪荘」と呼ばれる建物がある。この建物は伯爵の趣味から、抜け穴・からくり扉、そして迷路のような造りが施され、いつしか「迷路荘」と呼ばれていた。この建物で、伯爵の孫が殺されると言う事件が起き、その解明に名探偵・金田一耕介が乗り出す。二十年前の惨劇とは? なぞの片腕の男とは?
今年を締めくくる一冊かな?と思いながら読んだのですが、実は期待するほどでもなかった。と言うのも、他の作品と似ている点が若干あり、その意味で興を削がれたから。迷路荘と呼ばれている建物の妙が、十分に生かされていないような気がして、少し勿体無いと感じた。何度か、ドラマ化されていたと記憶しています。
むむむ、もう一冊読むかなぁ・・・・。

コメント

  1. 基礎の灰色猫 より:

    メリークリスマス♪
    って、すでに26日なんですけどね…失礼しました。m(__)m
    私は先日購入した坂木先生の新刊で年末を迎える予定です。
    創元推理文庫で桜庭先生の 少女には向かない職業が出ましたが、如何でしょうか?
    喪中なので、年始の挨拶や年賀状を出せませんが、来年もよろしくお願いします。m(__)m

  2. 探偵長 より:

    はい、既にクリスマスも過ぎ、今日はクリスマス後夜祭です(笑)
    坂木さんて覆面作家さんですか? 
    読んだ事は無いのですが、日常の謎を題材にしていて面白いと、知り合いに薦められた事が有ります。今度、読んでみようかな。
    桜庭さんの『少女には』の文庫は、まだ手に入れていないのですが、近いうちに読みたいと思っています。
    やりたい事が沢山あり、時間がいくら有っても足りそうもありません(笑)