今日届いた「日経アーキテクチャア」のテーマは、格差建築界だった。
昨年6月の基準法の改正が小規模事務所の経営を苦しめ、設計事務所に上・中・下流と格差を生みだしているらしい。また、建築士の労働と収入を分析し、「ワーキングプア建築士」「働きマン建築士」「フリーター建築士」「ワークライフバランス建築士」の四つに体系立てて分析している。むむむむむ、笑えないぞこれ。
そうでなくても昔から労働環境が悪いと言われている設計事務所なのに、昨年6月の基準法改正が労働時間を増やしつつ、収入の低下に繋がっているケースもあるらしい。年収を労働時間で割ってみると、その時給はコンビニのバイトなみ。仕方なく事務所をたたみ、民間の検査機関に再就職すると言う事例も載っている。ドラマの中の建築家さん達とは、天と地ほど違うのですね・・・・。
などと他人事のように語っている場合ではない!
明日は我が身と肝に銘じなければ・・・・・。もっとも、今がそうでないと言い切る自信も無いのだが・・・・(←ここも笑えない)