温かさの力

14歳の少女が自殺した。
「混ぜるな危険」と書かれた薬品を混ぜ、有毒ガスを発生させて自殺した。
自分の14歳の頃を振り返ってみた。そう言えば親友が居た訳ではないし、困っていても心底腹を割って話せる友も居なかったかもしれない。でも死にたいと思うほどの辛さも無かった。
なんだろうねぇ・・・・今の子供たちは。
どうしちゃったんだろうなぁ・・・・。
自殺の方法に関して、「他者に迷惑を掛ける方法なので・・・」と、その方法論の是非を語っている番組があったけど、問題はそこじゃないような気がするんだよねぇ・・・・。
チョッとずれるけど、少年事件を起こした加害者が、残虐なゲームで遊んでいると、直ぐに「ゲームが悪い」みたいな風潮になりがちだけど、本当にそうなのかなぁ~?と、いつも思ってしまう。
弱っているんだろうなぁ・・・・心が。
助けてくれる人や物や何かが、傍で見つけられないのかもしれないなぁ。
メールやネットも良いけど、誰かにギュッとハグされるだけで、凍った心が解けていくこともある。
そんな感覚を、チャンと知ってほしい。
うちの二羽居るインコだけど、元気な方の一羽は温かいんですよ。
手の上に乗せると、その細い足がシッカリと温かい。顔を近づけていくと、体温の温かさも感じる。それだけで、ああ元気なんだなぁ~と安心する。それに引き換え体調の悪い方は、動きこそ一時よりはマシになったものの、足は冷たいし、体に触れてもその体はとっても冷たい。それだけでとても不安になる。
温もりって大切なんだと思う。
弱っている人にとって、一つの力かもしれないと思うのです。