建物の水増しと言うニュースを観て驚いた。
それは9階建てで確認申請の認可を受けたマンションが、完成したら11階建てだったとか、12階建てで認可を受けて完成したら13階だったと言うもの。
こう言う不特定多数が利用する建物を、個人が使う住宅などと区別する意味で「特殊建築物」と呼ぶ。この特殊建築物の場合、不特定の人命と財産を守るために、基準法の規制も厳しくなっている。それなのに、そんなに簡単にゲタを履かせる事が出来るなんて、驚いたと言うしかない。
だって完了検査受けてないんだよ。つまり入居者が住み初めていても、法律上の扱いは「工事途中の建物」と言う扱いになってしまう訳。
所有権が移転する分譲マンションなら完了検査は必至だが、賃貸マンションと言う所有権が移動しない建物だったから、入居者、あるいは利用者がその事実を知らなかったのではないかと思うが、考えたら恐ろしいことです。
こう言う事が出来てしまうと言うことは、建築主・設計者・監理者・施工者・行政庁、その全ての責任でしょうね・・・・・。
コメント
こんにちは。
建物という大きなハコモノに「水増し」という言葉が当てはまること自体が驚きです…。
ちなみにウチは分譲マンションですが、契約時に実印を押したにもかかわらず、入居して七年経った今でも、なんだか未だに未完成のような気がしてなりません…。あまりに酷いので、法的手段を考えたくても、どうやら事業主はトンズラした模様…(泣)
凄いですよね~。
インチキとか誤魔化しと言った後ろ暗い事って、バレ無いようにコッソリやると思うのですが、9階建てが11階建てになっていたら、誰が見たって分かりますよね~。度胸が良いと言おうか、アホと言おうか・・・(笑)
みけねこ邸は未完と感じるほど、問題があるのですか?誰かに相談してみては如何ですか?
お近くだったら、私が見に行くんですけどね・・・。