ノンポリ-政治的思想が無い人、無関心な人の事を指す。
60年代の大学紛争当時、「ノンポリ」と言うと、国の事を考えないダメな奴みたいに思われていたそうな。もっともこのノンポリと言うのは、国民の政治に対するスタンスであって、政治家自身がノンポリだなんて事が、ある筈が無かった。だって nonpolitical の略で、非政治的なと言う意味なのだから、政治家にノンポリが居る筈が無いし、居ちゃいけない。
でも最近のノンポリは、政治家さんの生き方を指しているのかもしれない。
立候補はこの政党から立ち、当選すればアッチの政党へ鞍替えし、嫌になったら新党設立。世話になった政党や支援者には三行半を付き付け、とっとと出て行く。と思ったら、やっぱり止めた。舌の根も乾かないうちに、こっちの政党素敵~♪ アッチの政党はヤダ~・・・・・・・・・・・・意味わかんない?
なんでこんな奴が政治家して居るのかが、一番意味が分かんない。こう言う輩を指して、日和見主義と言うのだろうか。いやそれを通り越しての『ご都合主義』なのかもしれない。
今、一番恥ずかしい思いをしているのは、本人ではなく、お咎め無しと言った所属政党の幹部でもなく、ましてやドタキャン食らった新党の他のメンバーでもない。こんなの選んでしまった有権者である事を、今一度知るべきだよね。そんな私はノンポリです。