七人の侍

週末に、BSで黒澤明監督の「七人の侍」を放送していた。実はこの映画、途切れ途切れに観た事はあっても、最初から最後まで通してチャンと観た事がなかったので、この機会に観てみようと思った。3時間半近い長い映画を観るときには、観る前の覚悟が必要だからね。
ところがその3時間半が、あっと言う間に過ぎてしまった。登場人物のカッコ良さにシビレタし泣けた。いや、とにかく凄かった。「荒野の七人」は何度も観たのでストーリーは知っていたし、結末も分かっていたのだが、いやいやいやいや本物は凄かった。
「荒野の七人」では泣けなかったのに、「七人の侍」では、思わず涙が溢れた。年齢的なこともあるのだろうが(笑)、それでも菊千代には泣かされた。今更だけど、観られて良かった。
やっぱり本物は凄いし、名作はどの世界、どのジャンルでも押さえておくべきだと思ったのでした。