国の景気回復案の一つとして、住宅ローン減税の継続と、その額の大幅アップが発表された。住宅ローン減税の継続に関しては、いつも「今年で終わり、今年で終わり」と言われながらも、翌年以降も継続されていたことから、続くだろうとは予想されていた。だって「今年で終わり」と言わないと、住宅を取得しようとする意欲の刺激剤にならないから、そう言うのは当たり前の話。それを間に受けて「ああ~、今年で終っちゃうんだ!それじゃあ、クリスマスには完成させて下さい!」なんて話を、お盆過ぎてから慌てて設計者に泣きついている人がいるけど、ハッキリ言ってそう言う人は全然ダメ~(経験者談)。
ところが限税額に関しては、今年が160万円(10年間で減税して貰える額が)なのだが、来年以降の減税額の案として打ち出された金額は、なんと600万円!(勿論、10年間での減税)。これは過去最高の減税額。と言う事は、今年建てないで来年建てる人は、それだけで、黙って440万円得した事になる。これは凄いねぇ~、しかも案の中にはローンを利用した人だけでなく、自己資金を利用した現金での取得の場合にも、何らかの減税が出来ないだろうかと検討されているらしい。
ちょっとだけでも、そう言う刺激剤が効を相すると良いね。どうなるのか、展開が見物です。
怖いのはその後の消費税だけどね・・・。