関東では、明日雪が降るらしいと言う予報を聞いて、慌てて現場監督さんに電話した。
だって明日は、コンクリート打ちの予定だったから。
コンクリートって、固まる際に発熱しながら固まると言う特性があり、その強度が外気温に影響されてしまう代物なんです。だから場合によっては外温度を考慮し、コンクリートの強度を少し上げてみたりする必要があるのです。それからコンクリートが固まるまでには、およそ4週間と言う時間が掛かります。だからコンクリート打設直後に雪でも降ると、外気温が通常よりも低くなるので、やっぱり脆いコンクリートになってしまいます。それを避ける為にはシートなどで覆い、寒さから守ってあげる必要があります。シート一枚で良いから掛けておいてあげると、自分の熱で温まれると言う訳。
とまぁ、そんな事があるので慌てて電話したら、なんと手回しの良い! 明日の天気予報を聞いて、急遽、今日打設したとの事。勿論、外気温の低下に対する養生もしておいたと言う事で、ホット一安心。ただ、打設前に、もう一度見られなかったことだけが残念だけど、そこは施工写真で確認しましょう。次からは連絡下さいね。
余談ですが、コンクリートの建物を造っている時って、冬場なら硬化の発熱で外よりも全然温かいし、反対に夏は暑いです。 ただしどちらの場合も、妙なジメジメ感があって、快適で無い事だけは同じですけどね(笑)
明日、雪降るのかなぁ・・・・・