寝ながら本を読むのが好きなので、枕元には、いつも何冊かの本が置いてあります。
読みかけの本や、読み終えたのに仕舞い忘れている本で、そのジャンルは様々です。趣味で読んでいる小説もあれば、定期購読している建築雑誌が、袋に入ったまま積んであったりします。あまり何冊も置いておくと邪魔になるので、なるべく溜めないようにしているのですが、それでも5,6冊ぐらいは置いてあります。
そんな本の中に、一冊だけ読む読まないに関わらず、常に置いてある本があります。それは、立原道造の詩集です。詩集は何冊か持っているので、たまに違う本に変えてみたりするのですが、読まなくても、なんとなく置いてあるのです。で、気が向いた時に、パラパラっと読む。昔からの習慣みたいなものなのですが、なんなのでしょうね? きっと眠る前に、少しだけ活字を読みたい時に、便利なのかも知れません。
そんな立原の詩集ですが、ここ数日、チャンと読んでいます。
立原さんの詩集を読むと、「生きている」と言う事の尊さを感じます。誰もが当たり前のような顔で生きていて、明日も当然、生きていると思っています。でも生きてるだけで、それは奇跡みたいなもので、誰かの死や、誰かの病を聞いて、初めて「生きてる不思議」を感じたりします。<誰でも>と書きましたが、正しくは<自分は>ですね。
ここから先は、書いたけど消してしまいました。
本当に書きたいことを、書いてはいけない事もあると言う事ですね。
では良い週末を。。。