先週の日曜日の26日に、今年の一級建築士学科試験が行われた。
耐震偽装以降、建築関連法規の目まぐるしい改定や、建築士試験内容の変更によって、今年の試験がどんな様子になるのか、少し気になっていた。ところが学科試験だけを見ると、予想外の結果になっているようで、正直、この後が怖い。
一級の試験は、学科と実技の二つに分かれており、学科に合格した者だけが実技試験を受ける事が出来る。その結果、例年の最終的な合格率は、8%前後と言うのが、ここ近年の数値だと聞く。
つまり100人受けたら、8人受かると言う事。学科試験だけを見ると、受験者の15%程度が合格するらしい。
ところが今年の学科試験は、近年に例を見ないほど易しかったと噂されている。噂に拠れば(あくまでも噂)、学科の合格率は、50%を上回っているのではないかと言うのだ。まぁ、何処をどう考えても、そんな数値は有り得ないと思うのだが、話半分に聞いても、25%程度の合格率と言う事になる。
正直言って今年の一級の試験は、難易度が上がると思っていた。
実技試験の作図内容も変ると言われているので、まだまだ油断は出来ないと思うけど、今年受験されている方には、ホントーに頑張って欲しいと思っている。
なぜってご覧の通りの不景気で、建設業界だって、お寒い状況なのが現実。大学の建築関係の学部は受験者が激減し、閑古鳥が鳴く始末。そんな状況のなか、「建築で頑張ります!」と、このクソ暑い中に試験に挑む方たちを、応援しない筈が無い。
国交省のことだから、この先の実技試験に、どんな罠が待ち受けているかは分からないが、どーか油断せずに、この夏を乗り切って欲しいと思うのです。
そー言えば、私が受験したあの夏も、本当に暑かったなぁ・・・・・・(遠い目)
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