『陽気なギャングが地球を回す』 読了-38


人の嘘を見抜く男、スリの名人、演説の達人、正確な体内時計を持つ女、四人は人を傷付けない「銀行強盗」の仲間たち。今回も首尾良く銀行を襲撃し、4千万円という大金を強奪したまでは良かったが、逃走中に別の強盗と遭遇し、奪った金を横取りされてしまう。
映画にもなった有名な作品だが、なぜか本棚に入ったままで未読だった一冊。続編の『陽気なギャングの日常と襲撃』の文庫を、書店で見かけたことをきっかけに、思い出したように読んでみた。
なるほど、会話のテンポと妙が、まさに映画的な印象でした。今更ながら、これは売れるわ!・・・って思いました。
映画より先に本で読みたいクチなので、先に読めてよかったと思った一冊。
いつか映画を見てみましょう。
ちなみに書店で見かけた『陽気なギャングの日常と襲撃』は、勿論購入。