ケータイ小説と言うジャンルを、生み出したと言っても過言ではない出版社のゴマブックスが、民事再生法の申請をしたそうな。負債総額は38億円2千万円とな。
ゴマブックスと言えば、太宰や漱石の本を横書きにして出版した事でも記憶にあるが、書店で初めてそれらの本を手に取った時には、なんとも言えない違和感を覚えたものです。
でも、売れない出版業界において、売れている方だと思っていたのですが、なんか意外。
本当に今は、本が売れない時代なのですねぇ・・・。
もひとつ残念なお知らせ。
国交省の発表によれば、7月の住宅着工件数が、66000戸あまりだったそうな。これは前の年の同じ月と比べると32%以上低い数字で、過去9ヶ月間連続での右肩下がりが続いている。
例えば、こんな計算をしてみる。
66000戸/47都道府県=1404戸
つまり一つの都道府県辺り、月間1404戸の家しか着工されていないと言う事になる。
神奈川県には、およそ33の市町村がある。でもこの辺、うろ覚えだから、ざっくり35の市町村があると仮定して・・・1404戸/35市町村=40戸
つまり一ヶ月に、一つの地域で建てられた住宅は、たったの40戸しかないと言う事になる。
もっともこんな計算は正確でも無ければ、何かの目安になる数字でもない。
人口の多い市町村もあれば、発展している地域と、過疎化している地域を一緒くたにしてしまうのには無理がある。でも、知れば驚く。
一つの地域に、例えば小田原市に、HMや工務店、設計事務所って何軒あるのだろう?
300?400だろうか、いやもっとあるかもしれない。
そう考えたら、仕事が無い会社が増えるのも無理は無い。
考えたら、なんだか急に息苦しくなってきた・・・・・・。
かんばろ!