今日から11月9日までの二週間は読書週間だ。
さて、知っている人はどれぐらい居るだろう?
別に読書週間を知らなくても何の問題も無いのだが、気になるのは本を読む人が年々低下していると言う事実。今朝も「小学5年生」と「小学6年生」が廃刊になると、新聞に載っていた。創刊78年の歴史と伝統を持つ本だが、時の流れには勝てないと言う事らしい。この本から「ドラえもん」が生まれたのに、なんだか残念。
また数日前の新聞には、「この一ヶ月の間に一冊も本を読まなかった人の数が、全体の半分を超える」と言うアンケート結果も載っていた。読まなかった人に理由を尋ねると、「時間が無かった」と「面白そうな本が無かったから」と言う理由がダントツだったらしい。
なるほど、時間は無いかもねぇ・・・。
一日フル回転で働いて、あるいは学校や塾に行って、帰ってくるのは遅い時間。そこから飯食って、風呂入って、PC点けるか、酒飲むか、あるいは携帯でメールするか。気がつきゃスッカリ寝る時間、何処をどう探したって本など読む時間などありゃしない。一日24時間だったのは今は昔の話で、現代人の体感時間としては23時間程度なのかもしれないと思う。
また、面白い本だって見つけ難いよね・・・。
だって面白い本て、本屋さんで見つけるもんだもん。
ネットの書評を幾ら眺めても、本を手にした時に感じる重みや厚さ、装丁から受ける印象は分からない。デジタル全盛でお手軽にはなったけれど、読みたい本を探すと言うのは、実はそんなに簡単に事じゃない。
本を読まない大人が、子供には「漫画ばかり読んでいないで、たまには本でも読みなさい!」と言う。
でもそれは無理な話。子は親の背中を見て育つ。親が本を読む人なら、子供は黙っていても本を読む。親が本を読まない親ならば、どんなに言っても子も読まない。TVドラマ観ながら子供を怒ったって、そりゃ~無理ってもんですよ。でしょ?
まず一冊。
取りあえず、なんでも良いから読みましょう。
出来れば流行に捕らわれない本が良い。
名作と呼ばれる本には、それなりの理由がある。
子供の頃には読み取れなかった本質が、大人になったからこそ理解できる本もある。
今日から始まる読書週間の間に、1冊だけでも読めると良いと思います。
と言うのは、本読みの意見。
コメント
こんにちは。
今日から読書週間っていう知らなかったです。
息子が大学受験の時に赤本をネットで注文して、その時にびっくりした事を覚えています。まあね、類は違うんですけどね。
私も探偵長さんと同じで、本は本屋さんで実物を手に取って、中をちょろっと見て買うタイプですので…。
私も漫画を読むので、子ども達に『漫画ばっかり読んで』とは言わなかったです。逆に、読みたい漫画を好きに読ませてた方が、スッキリして勉強してたみたいです。ゲームも同様でしたね。
家庭の中に本が並べてあったので、娘とかは、赤川次郎とかは『お母さん、貸して~』って言って読んでました。
母の背中を見て育ってます(笑)ちなみに、ハリーポッターは、娘が買って来たのを借りて読みました(笑)
こんばんは、遅レスで失礼しました。
最近は大抵のものがネットで買えますが、実際にはモニターの中で見る物と、実物との間にギャップがありますね。
ネットで本を買うこともありますが、それはどんな本かを知っている場合がほとんどで、立ち読みして買う気になる感覚とは違うもののようです。
漫画も良いですよね。
私も本以上に漫画を読んでいたので、(今も読んでいますが/笑)漫画が悪いものだなんて、全く思っていません。けっこう泣ける漫画は、沢山ありますしね。
お子さんと本が共有出来る関係は、とっても素敵ですよね。今度、お子さんの赤本でも借りて、読んでみては如何でしょう?(笑)
こんばんは。
息子の赤本を…借りて…読む…ですか?(笑)
(読むくらいは読めますが…笑)
私、文系。息子、理系。
って言うか、それ以前の問題です!(笑)
ですよね(笑)
失礼しました。