建築 2009.11.4 陽だまり 「宇佐美の家」は、今日から塗装工事に入っている。 塗装後の人の居なくなった場所に、柔らかい陽だまりが出来ていた。 そこだけが時間が止まったように静かな空間。 これから始まる仕上げ工事の喧騒を感じさせない時間は、「嵐の前の静けさ」なのか。 それとも完成した後に過ぎて行く、住み手の緩やかな時間なのだろうか。 柔らかな陽射しを受けるだけで、その場所の質が少しだけ上がるようだ。