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沖縄空港でのハイジャック事件を描いたのは『月の扉』。
その事件に巻き込まれた座間味くんが、当時事件に携わった警視庁の大迫警部と東京の書店で再会する。大迫警部は座間味くんの当時の活躍ぶりに、尊敬にも似た念を抱いていた。
旧交を温めながら、酒のつまみに解決した事件を話す大迫警部だったが、座間味くんは顛末に疑問を感じ、意外な推理を語り始めるのだった。表題作を含む七作が収録された短編集。
座間味くんの安楽椅子探偵もの。
毎回書店で待ち合わせし、美味い酒と料理に舌鼓を打ちながら、血生臭い事件を語っている(笑) 警察が一度は決着を付けた事件ばかりなので、話しても支障ないのかもしれないが、座間味くんの推理では結論が違う場合もあり、ちょっと冷や冷やさせられる。
この手の展開を好まない人も多いような気もするが、結構私は好きです。
日常の中の何気ない「ん?」と言う事を、推理する事は楽しいですからね。
と言う事で、今年最初に感想を書くミステリです。
ちなみに今年になって読んだミステリとしては既に4作目ですが、それらの作品に関しては、何れまた何処かで。
天工舎一級建築士事務所