子供的な錯誤

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新聞の見出しに、「TOYOTAに召喚獣」と書かれてあるのを見て驚いた。
TOYATAは遂に、バハムートやリヴァイアサンを呼び出すことに成功したのか・・・・とまでは思わないが、一瞬驚いたことはホント。これつまり、思い込みからくる読み間違い。
その人の中で日常的に聞きなれている、あるいは使い慣れている言葉の最初の語句や文字を見ると、その続きは、こうに違いないと脳が決め付けてしまい、とんでもない勘違いをすることがある。
それは言葉や文字に限らず、行動でも同じだ。
たとえば交通違反の取締りをしている警官が、ドライバーが耳元に光る物を押し当てながら運転している光景を見たら、それはもう間違いなく「携帯電話を使用しながら運転している」と思い込んでしまう事もあるだろう。ドライバーを呼び止めて詰問すると、ただ耳が痒くて掻いていただけで、携帯電話に違いないと思ったものは、右腕にはめられた大きな腕時計だったりする。
これつまり、思い込みからくる間違いなのだが、間違えたらごめんなさいと言えば済む話。
ところがそれがなかなか難しいのだ。立場や状況により、「間違いました、ごめんなさい」と言えないことは、誰にでも心当たりがある話。もちろん私にも、沢山ある。
こういうことがキチンと出来る人が、本当の意味での大人なのでしょう。
今日は私の誕生日。また一つ年を重ねるのだが、子供の頃に思い描いていた本当の意味での大人になる日は、まだ先なのかもしれない。
だって、いくらなんでもTOYATAは召喚士じゃないからね(笑)
そんな間違いは、大人はしないからなぁ・・・・・・。
天工舎一級建築事務所