30cmの津波で家も壊れる

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昨日は一日中、津波警報で大変でしたね。
どちら様も被害はありませんでしたか?
朝の9時半過ぎに突然番組が中断され、津波警報に関する特別報道が始まりました。
しかも予想される津波の最高高さは3mとのこと。
その後直ぐに、JRの東海道線は小田原を含む熱海―藤沢間の上下線が止まり、道路は小田原―平塚を結ぶ西湘バイパス、小田原から湯河原方面を繋ぐ真鶴道路、熱海―湯河原間を結ぶ熱海ビーチランと、次々と通行止めになってしまいました。私、熱海に行かなければならなかったのです。
いやー、慌てた慌てた。
午前中から出掛ける予定を見合わせ、夕方まで様子を見た後で車で出掛けたのですが、道路は思いのほか空いていて助かりました。ただ、道路のいたるところに消防の方が立っていて、海の様子を肉眼でチェックしていた光景が、少し怖かったです。でも予想されていたほど大きな被害が出なくて、本当に何よりでした。
そんな大騒ぎの中、湯河原の海ではサーフィンを楽しむサーファーの皆さんが大勢居て、なんとも奇異な光景に移りましたが、あれはどうなんでしょうね・・・。本当にサーフィンが好きなのか、少し疑問です。
それから3mなんて言う大きな波でなくても、例えば30cmの津波が押し寄せたとしても、その速度と津波が押し寄せる時間の長さによっては、その破壊エネルギーは強大なものになります。そうなると人や車はもちろんですが、建物だって簡単に破壊されます。水のエネルギーは侮れないのです。
例えば空気圧によって威力を増した水鉄砲でも、撃たれると相当痛いです。また水の威力によって鉄や物を切断する工業用のカッターだって実在しているぐらいですから、その何倍ものエネルギーを持つ津波とは、本当に脅威な代物なのです。大した被害が無くて、本当に良かったと思います。
天工舎一級建築事務所