台所に設置する食器戸棚ですが、最近では家電製品も一緒に収納できるタイプの物が、増えています。それはキッチンメーカーが、流し台とワンセットで設置できるように設えた、所謂《造り付け》の物でも、家具屋さんで売られている食器棚でも同じこと。
うちの家にある市販の食器戸棚の中にあるコンセントには、1500Wが上限ですと書いてあります。
また流し台メーカーなどで売られている食器戸棚でも、その上限値は、だいたい1500Wです。
電気使用量は機種や大きさにより違いますが、5.5合炊きの炊飯器の場合、150~250W。
電気ポットもメーカーや容量、その他機種によっても様々ですが、共通しているのは沸騰する瞬間が電気を最大に使います。物によっては沸騰時の電気使用量が900Wを超える物もあるようです。
両方併せても1500Wを超えるようなことにはならないと思うのですが、何かの拍子に許容量を超えるような事があると、そのコンセントのリミッターが働き、電気ポットの方だけが使えなくなることがあるようです。(炊飯器の方が使えなくなると、炊きかけのご飯があったら大変ですからね)
家具屋さんで売られている食器戸棚などの場合は、そこまでの配慮がなされていない物もあります。
いずれにしても、普段はあまり気に止めない箇所ではありますが、何かあった時にも慌てないようにすることが大切ですね。それに一度、経験しておくと、二度目は大丈夫になりますから。
以上、実際にあったスクランブル話より。