動き出す企画


先月から連載させていただいている、早川書房の『ミステリマガジン』。
書いているのは、翻訳物ミステリに登場する建築的な事柄や出来事。それに特徴ある建物の事などを、建築士視点で見たエッセイ。
今月分の原稿は既に校正も終わり、私の手を離れています。私の書く短いエッセイでも月刊誌への連載は大変なのですから、小説などを連載されている作家さんたちが、如何に大変かをあらためて感じています。
その『ミステリマガジン』への執筆作業の他にも、原稿を書く企画をいただいておりました。
こちらは純粋に、建築に関する原稿です。
面白い企画なのですが、あまりに面白過ぎて、方向性が紆余曲折しておりました。
少し前に原稿用紙7頁足らずのタタキ台を依頼され、設定や条件を決めた物を書きました。どうやら社内で検討されていたようです。それがようやく方向性も決まり、動き出すことになったと連絡をいただきました。正式にスケジュールを調整し、これからはそちらの執筆作業にも入ります。
正直言うと、この企画は頓挫するんじゃないかと思っていたので、動き出して少しホッとしました(笑)
6月7月は、かなり慌しくなりそうな気がしますが、頑張ります!!
天工舎一級建築事務所
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