『新釈 走れメロス 他四篇』 読了-19
太宰じゃない方の『走れメロス』です(笑)
『山月記』『藪の中』『走れメロス』『桜の森の満開の下』『百物語』、計五点が収録されています。
どれも昔読んだ作品ですが、原作を大切にしながらも、森見さん独特の視点で、現代の大学生を主人公にした作品に生まれ変わっています。
初めて読むチビッコたちには、これが原作でもありかも? とは思いませんが、これを読んだことをきっかけにして、原作を読むことに繋がれば良いと思います。
夏休みの課題図書に、これを読んだ感想文などを提出しては如何でしょう?
・・・・・・いや、冗談ですから、真に受けないように。
『走れメロス』が、ピンクのブリーフ姿で、裸踊りする作品だと思い込まれたら困りますので(笑)
個人的には『百物語』の雰囲気が好きでした。
この時期、適度に怖いのはアリですからね(スッゴイ怖いのは苦手です)
天工舎一級建築事務所
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