映画「情婦」を観ました


クリスティーの原作「検察側の証人」を、名匠ビリー・ワイルダーが映画化した1957年の作品「情夫」を観ました。主人公のレナードをタイロン・パワー、その妻クリスチーネを、あのマレーネ・デートリッヒが演じています。それはそれはシビレルほど渋い作品でした。2時間近い時間、たぶん息をしていなかったような気がします。

デートリッヒのドイツ女性特有の強さと品が映画に深みと緊張感を作り出し、その緊張感の中でのどんでん返しの連続は、原作を何度も読んでいるにも関わらず、思わず「あっ!」と声を上げてしまうほど。いや、マジでシビレタ~、それにデートリッヒが、とんでもなく綺麗でした。
天工舎一級建築事務所
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