随契で贈収賄by小田原市


小田原市で農道整備工事に関わる贈収賄事件発覚!
市の職員が収賄容疑で逮捕され、市内の土木建設会社の社長が贈賄容疑で逮捕されたそうな。
なにやってんだか・・・・・・。
小田原市は市街地周辺に、山や畑をたくさん抱えている、ある意味田舎。箱根に続く道路も整備されている国道1号線(これ、はこね駅伝で走る道)の他に、林道や農道がある。こういった農道を整備したり、痛んだ箇所の補修工事が必要なのだが、その公共工事にまつわる贈収賄事件らしい。


なんでもこの規模の工事に関しては入札などの価格競争を行なわず、部課の担当者レベルの判断で建設会社を指定出来るらしい。それを随契(随意契約)と呼んでいるが、この場合はそれに該当する契約なのかも、よく分からない。
そもそも随意契約とは、(これ昔も、エッセイに書いたなぁ・・・)一定の条件を満たした場合には、競争入札などを行なわず、特定の会社と契約することを指す。しかもその裁量権が担当者レベルにあるとすれば、何かのきっかけで助平心が出たとしても、責められないような気もする。
「あくまでも担当者の問題で」と逃げる場合には都合が良いが、そもそも人って、そんなに善人ばかりでもあるまいに。まして「魔がさす」なんてことは、基本あってはならないが、有ったとしても責められない。だからこその上司や同僚のダブルチェックや、特定の会社との密接な関係を避けなければならないのでは? そこのところのチェックシステムが構築できなければ、こんな話は何時まで経っても無くならないと思う。
うちにも随契で、市庁舎建て直しの設計依頼が来ることを待ってみよう。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com 
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