SONYの節電プランを聞いて考える


SONYが電力不足問題を受けて、夏休みに二週間の大型休業を考えていると発表した。7月以降の休日に出社し、その代わり電力が不足するであろう夏に、まとめて休んでしまうという考え方らしい。
なるほど、たしかに一斉に休めば工場は止めることが出来、節電に繋がるだろう。関連する企業でも、それに追随することが可能な企業は右に倣えばよい。だが中小企業はどうするのか?
SONYに納める小さな部品を作るような中小企業は、大資本の大企業と同じことをやっていては、生計が成り立たない。勿論、節電に努めることは当然だが、それでも大企業SONYと同じ真似は出来ないのではないだろうか。
仮にSONYが休んでいる間も休まずに働き、SONYが動き始めたら品物を納めたり、あるいは購入したりすることで問題なければ良いのだが、本当にそれで大丈夫なのか少し心配になる。
自分ひとりで黙々と、生産活動を行なえるような業種業態ならばよいが、なかなかそんな業種は少ない。だけどSONYの節電対策案は、ひとつのモデルケースであることも間違いない。
夏の電力需要がピークになる時期を見据えて、自分の仕事・職場・家庭で、どのような節電が行なえるのかは、真剣に考えるべきだと思う。コンセントをこまめに抜くという、今やっている程度の話ではなく、もっと抜本的な対応策としての話として。
天工舎一級建築事務所
E-mail toshio0223@k-tantei.com 
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コメント

  1. iu-kikaku より:

    こんにちは。
    ソニーのニュース、みました。
    確かに、大きな節電対策の一つですね。
    ただ、今回の震災関連だけに関わらず、大企業の方針が、下請けなどの中小企業に与える影響も多大。
    難しいですね。もっと色々と考える必要がありそうです。
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  2. 安井俊夫 より:

    こんにちは。
    たそうなんです、たしかに大企業が行なう節電は悪くない。
    と言うか、良いと思うのですが、その影響を受ける中小企業はどうすれば良いのでしょうか?
    それとも影響は無いですかね?
    本当に難しいですね。
    自分に出来ることも含めて、考えたいと思います。