第11回「本格ミステリ大賞」が決定したのですね


先週末の14日の話ですから、タイミング的には少し遅れてしまいましたが、第11回「本格ミステリ大賞」が決定していたんですね。あはは、忘れてました(スミマセン)
小説部門は、麻耶雄嵩氏の『隻眼の少女』。
評論・研究部門は、飯城勇三氏の『エラリー・クイーン論』が、それぞれ受賞されたそうです。
投票の内訳は、「本格ミステリ作家クラブ」によると、次のような得票数だったそうです。
[小説部門]
・米澤穂信『折れた竜骨』 18票
・芦辺拓『綺想宮殺人事件』 1票
・島田荘司『写楽 閉じた国の謎』 10票
・麻耶雄嵩『隻眼の少女』 20票
・東川篤哉『謎解きはディナーのあとに』 4票
[評論・研究部門]
・飯城勇三『エラリー・クイーン論』 14票
・諸岡卓真『現代本格ミステリの研究』 7票
・有栖川有栖 監修『図説 密室ミステリの迷宮』 2票
・野崎六助『日本探偵小説論』 1票
・郷原宏『物語日本推理小説史』 4票
(敬称略で失礼)
個人的な感想とすれば、いろんな意味で興味深い得票数になっています。
また、私も少しだけお手伝いさせていただいた『図説 密室ミステリの迷宮』に、二票入っているのが素晴らしい!! どなたが推薦して下さったのかは分かりませんが、良い人だ~~~(笑)
でもこの候補作品としてノミネートされていること自体、凄いことだし、名誉なことだと思います。
面白い作品、価値のある作品を、今後も読み続けられる幸せ。それを実感し続けられることを、願いたいと思います。
天工舎一級建築事務所
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コメント

  1. iu-kikaku より:

    こんにちは!
    嬉しい投票ですね♪
    この中で知っているのは・・そのほかには『謎解きは・・』くらいでしょうか。
    ライトノベル感覚で、様々な年代の人に読まれたようですね。
    もっと本を読まなければ~。
    ポチ!してゆきます♪

  2. 安井俊夫 より:

    いつもコメントいただき、ありがとうございます。
    『謎解きは』の著者・東川さんは、天才建築家が設計した摩訶不思議な建物の中で
    殺人事件が起きる『館島』という作品も書かれています。
    ミステリの世界には、意外と多くの天才建築家やら奇怪な建物やらが登場することが多いので
    ツボに嵌る作品があるかもしれませんね。