小規模デイサービス計画の現調
某コンビニが撤退した後のテナントを、小規模デイサービス施設として利用したいという言う計画のご相談をいただき、その現調へ行ってきました。店舗は約38坪の広さがあるが、築30年以上のため、残念ながら既存建物の図面がない。と言うことで、またもや寸法を測る必要がある。しかもこの建物も、緩やかながら台形の平面をしている・・・・・・ううう・・・・・・。
「デイサービス」という言葉は良く聞くが、その正式名称や内容を正確に知る人は少ない。正式名は「通所介護施設」と言い、サービス内容や対応人員の数により、必要な部屋の広さやスタッフの資格までが違ってきます。これが介護施設になると、その基準は更に細かく、かつ厳しくなります。
そりゃそうでしょう~。だってお年寄りが虎の子をはたいて入居した施設が、経営不振であっと言う間に倒産なんて事になったら、入居者は住む所さえ無くしてしまう事になる。そんなことは許されないのです。近頃は住宅を改装したデイサービス施設なども増えてきましたが、コンビニの跡地を利用した施設なども多く見られます。時代の変化と共に、建物の用途も変化していくのですね。
天工舎一級建築事務所
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