上手な問い合わせ方


仕事柄、メールや電話で様々な、お問い合わせを頂戴することがあります。
HPやブログを公開しているので、読んで下さる方にしてみれば、良くも悪くも親近感を持って下さっているのかもしれません。ですが一つだけ忘れて欲しくないのは、こちらは貴方を知らないということ。
例えばメールでの話ですが、唐突に「これこれを教えて欲しい」と、言った書き出しのメールを頂戴することがあります。細かい状況や条件は一切無く、メールを下さった方の名前さえ書かれていないこともあります。それでも紳士的にお返事させていただきますが、その後、「分かった」でも無ければ「ありがとう」のメールもありません。
電話での問い合わせでもそうです。「もしもし、こういう言う場合は、どうすれば良い?」と、何の前振りも挨拶も無いまま本題に入る方が居ますが、それって正しいですか? 少なくても私は子供時代に、電話を掛けた際には自分が名乗り、相手を確認した上で、用件を伝えるように教えられました。
勿論、今もそうしているし、まして携帯電話が普及した昨今ですから、相手の状況を尋ねた上で話すように心掛けています。
本当に知りたい情報を尋ねたい場合、最低限の礼節を持って問い合わせた方が、絶対に受け手は親身になって相談に乗ってくれます。そして彼是と情報や対応策を、教えてくれると思います。
少なくても私は、そう対応しています。だってその方が、こちらだって気持ち良いですから。
ネットが普及し、電源さえ入れれば、どんな情報でも手に入る時代です。
でも間違えてはいけない事は、その画面の向こうには生身の人間が居ると言うこと、だと思います。
上手に利用して、有効に活用してください。ネットも人も。
天工舎一級建築事務所
神奈川県小田原市荻窪314正和ビルみなみ302
E-mail toshio0223@k-tantei.com 
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コメント

  1. まきまき より:

    はっっっ、外壁のことを質問しながら、お礼を申し上げるのを忘れてましたっ。
    ああありがとうございました。
    ほんと、ネットだとお返事いただいても「そっかー、よく分かりましたー」と一人納得しちゃって、お礼がおろそかになってしまうんですよね。
    気を付けねば。
    余談ですが、リアルでも御祝などを差し上げてもなしのつぶてな方、いらっしゃいます。
    お返しが欲しくてやってることではないとはいえ、ちょっと見方が変わっちゃいますね。

  2. 探偵長 より:

    ははは、これまずかったかな~。
    見知った方からの反応が多過ぎる(笑)
    まきまきさんのように、存じ上げている方の話ではないのです。というか、それ以外の方の話といっても良いぐらいです。
    ああぁ・・・リアルであると痛いですよね~。
    その後に顔を合わせた時に、どう反応して良いのやら対応に苦慮しますよね(経験者談)
    完全に忘れている場合はまだしも、覚えているのにシカトされると、その後のお付き合いは、謹んでご遠慮させていただきたいぐらいです。
    と、書いている私も、気をつけたいと思います。