MF新書の『山手線に新駅ができる本当の理由』を、読みました。
本を手にするまでは、「鉄オタ系なのかな？」と思っていて、チョッと敬遠していたのですが、本というのは、やはり手に取って見ないと分からないものですね。
これ、どちらかと言えば、都市計画や都市政策論。少し大袈裟に言えば、国の経済活性化に視点をあて、新駅構想がどんな展望を持ち、その結果としての影響力を持っているかを考えています。
新しく作られる駅に期待する交通網の刷新、そこから波及する国内の経済的発展。また空港へのアクセスを視点に入れた、外国とのビジネススタイルの変化や期待が、この新駅構想には秘められていると書かれています。なるほど、そりゃあデカイ話だ！
ここに書かれている展望が本当の意味で実現すれば、いろいろなビジネスが大きく変化するチャンスかもしれません。ならばどの業種業態も、その変化に対応する新しい何かを考えておいても損は無いでしょう。
変化は劇的に生じるのか、あるいは緩やかに波及するのかは分かりませんが、何かが生まれそうな期待感を感じられます。ビジネス書としても、読んでおいて損は無いと思いますので、是非！！
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